長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典にて「クスノキ」児童合唱が決定 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典にて「クスノキ」児童合唱が決定

被爆80年の節目となる今年の8月9日に長崎県で開催される、被爆80周年長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典にて、城山小学校・山里小学校の二校の児童が楽曲「クスノキ」を合同合唱することが決定しました。

なお、城山小学校・山里小学校の二校が合同で合唱するのは今年が初となります。

▼長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典における児童合唱の詳細

【概要】
被爆80周年の節目となる今年の平和祈念式典では、被爆校である城山小学校・山里小学校の二校の児童が、共に一つの曲を合唱することで、協調や平和の心を育み、世界へ、そして、未来へと、平和への願いを力強く発信します。

【曲目】
「クスノキ」 作詞作曲 福山雅治 / 編曲 福山雅治 井上鑑

【長崎市の選曲理由】
「クスノキ」は、被爆し大きな傷を負ったにもかかわらず、今も当時の場所に立ち続ける山王神社の被爆樹木(大クス)を題材に、「すべての生命が等しく生きられる世界」への願い、「生命の尊さ、逞しさ」という普遍的なメッセージが描かれた楽曲です。
今年、被爆から80年を迎えるなかで、未来を担う若い世代の子どもたちが、被爆樹木を通して、被爆の実相を学び、平和の大切さを感じていただけるものと考え、「クスノキ」を選曲しました。
今回、平和祈念式典での児童合唱について、作詞・作曲者の福山雅治さんに同楽曲の採用についてご相談させていただいたところ、式典で合唱することの趣旨や目的をご理解いただき、快くご承諾いただきました。
なお、平和祈念式典では、福山さんをはじめ、井上鑑さん、田中雪子さんらアーティストの皆様にご協力いただき、平和祈念式典児童合唱用として編曲された「クスノキ」を合唱します。

 

【二校合同合唱経緯について】
平和祈念式典では、被爆の実相を若い世代に継承し、平和を希求する心を醸成するため、また、若い世代から平和への願いを世界に向けて発信するため、平成12年度の平和祈念式典から児童合唱を実施しています。
被爆80周年の節目となる今年の平和祈念式典では、高齢化する被爆者の皆様から次代を担う子どもたちが平和のバトンをしっかりと受け継いでいくため、二校が合同で合唱を実施するものです。

【放送について】

■テレビ放送
○NHK総合
10:45~11:50(予定)
https://www.nhk.or.jp/
○NHKワールド
10:50~11:40(予定)
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
○NHKワールドプレミアム〈在外邦人向け日本語放送〉
10:45~11:50(予定)
https://nhkworldpremium.com/ja/

■ネット配信
○NHKプラス
放送後から1週間配信(予定)
https://plus.nhk.jp/
○YouTube
10:40~11:45(予定)
https://youtube.com/live/tPNKZXu0uWI?feature=share

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